88モデル(R2J)の組立てをします。
それぞれ組付ける部品は、事前に洗浄、給油、磨耗部品の交換などをしています。
又、エンジンも分解洗浄、磨耗部品の交換をしています。
エンジンに乗せる様に、合わせてハンガーボルトを締め付けます。
エンジン後部下のボルトは、サイドクリアランスのアジャスター方式になっています。規定トルクで締めます。
エンジンはOH済み
スロットルWもセットした状態で、エンジンに取付けます。
オイルポンプからのチューブ、キャブドレーンチューブ、フューエルホースをセットします。
エンジン周りはまだスカスカなので、取付け、パイピングが容易にできます。
キャブもOH済み
ヘアリング(レース)にキズが無い事を確認し、グリースを塗布して規定トルクで締付けます。
ステムの錆落とし、塗装と下準備しておきます。
ステムが引掛かり無く動く事を確認
Dチェーン、エンジンストッパーリンクをリヤ・フォークと一緒に取付けます。
L側ピボットはサイドクリアランス調整アジャストになってます。
リヤ。フォーク取付け後、リヤ・サスを付けます。
リンク部にグリースを塗り、規定トルクで締付ます。
メンテし難い場所なので、しっかりとグリースUP
サブフレームが無いので、作業性は非常に良い。
SPなど一部のホイールは、マグネシューム合金です。
タイヤ交換時のキズに要注意です。水と反応して溶けてしまいます。
RRタイヤの取り付け エアーバルブ不良が多いです 要チェックの事
事前に組立ててあったサブフレームを付けます。
Wハーネスは新しい配線テープを巻きます。
電装品もハーネスと結合しておきメインフレームとドッキングです。
Wハーネスをフロント側に通してセット
ホースバンドの錆が酷い物は交換しておきます。
オイルタンクを最初に、それからサーボモーターを固定してからカプラーBOXを取り付けます。カプラーはまだセットしなくてOKです。
ハンドル周りからの電装カプラーをセットする時にします。
エアクリーナーのコネクティングチューブをドライヤーで暖めてCABにセットします。
バンドとケース後部のサブフレームと固定します。
ソレノイドとエアフィルターをセットします。
取付けたら冷却水、OILを入れます。
ラジエータ・ロアーステイは、チャンバー取付け時、邪魔になるのでチャンバー取付け後付けます。冷却水、OILの漏れが無い事を確認。
ブレーキキャリパーのスライドピンにシリコングリースを塗布。
リヤ・ストップスイッチの配線カプラーを接続します。
チューブステイがステップホルダーと共締めになっているのでお忘れなく。
左右ステップホルダーとリヤ・ブレーキ取付け
フロントバンク(左チャンバー)
次にリヤバンク(右チャンバー)
を取付け、ラジエータロアーステイを取付ける。
インナーパイプがメッキから戻ってきました。フロントフォークを組立て取り付けます。
ハンドル、TOPプリッジを付けて、ハンドル廻りのハーネスをフレームのカプラーボックスに通して、結合します。
ブレーキマスターシリンダーを取付けて、フロントフェンダー、タイヤを取付けます。
キャリパー、メーターステーを取り付け、ハーネスカプラーを結合します。
~1.エンジンOILのエアー抜き
~2.OILポンプワイヤーの調整
~3.RCVの作動確認
MC16の様なクリーニング機能がMC18にはありません。
この為RCVの機能確認は、手でプーリーをHiの位置に動かしてからメインスイッチをONにした時、Loの位置に動けばOKです。
■88NSR250R(MC18)最重点項目
~1.Fタンク取付け
~2.シートカウルの取付け
~3.アッパーカウルの取付け
~4.Lロアーカウルの取付け
~5.インナーロアーカウルの取付け
~6.Rロアーカウルの取付けの順番で付けます。
カウルの立付け調整しながら固定していきます。
特にサイドスタンド部はカウルと干渉し易いので、注意!!